1977-05-12 第80回国会 参議院 大蔵委員会 第10号
ウィッテフェーンIMF専務理事がわが国に来ていろいろ交渉した。そのときに日本政府は、当初の立場はアメリカの市中銀行の焦げつき債権を救済するようなことになったら、これ、もう意味がないというような立場をとって、若干消極的な立場であるということが新聞に報道されておりました。今度の首脳会議では、この新制度の発足に賛成したということになっているわけですね。
ウィッテフェーンIMF専務理事がわが国に来ていろいろ交渉した。そのときに日本政府は、当初の立場はアメリカの市中銀行の焦げつき債権を救済するようなことになったら、これ、もう意味がないというような立場をとって、若干消極的な立場であるということが新聞に報道されておりました。今度の首脳会議では、この新制度の発足に賛成したということになっているわけですね。
特にウィッテフェーンIMF専務理事が、黒字国に責任があると、黒字国が努力せよという趣旨の演説をやられたと、前回大蔵大臣もそのような趣旨のことを言っておられましたけれども、その席に、アメリカのサイモン財務長官も出席しておられたはずで、新聞記事によりますと、このウィッチフェーン専務理事の演説に賛意を評したという趣旨のことが出ているわけですが、アメリカの財務当局の態度はどうだったのか、それをまず伺いたいと
そこで、その際、森永日銀総裁がやはりおられまして、記者会見におきまして、ウィッテフェーンIMF専務理事がそういう議論をしているがどうか、という問答が、記者会見の問答がございまして、私どももそのあれを拝見いたしたのでありますが、そういう発言をしているけれども、自分の見るところでは景気はいま回復過程にあり、特にそのために総需要喚起政策をする必要が自分はなくて、このスタンスでしっかりといまの軌道を、財政金融
最近のIMFのマニラ総会におきまして、ウィッテフェーンIMF専務理事が黒字国の責任というようなことを云々されたことは事実でございますけれども、これは抽象的な表現で黒字国の責任をうたったものでございまして、ある国を特定して名指しで言ったものではないことは鈴木さんも御承知のとおりでございます。